20世紀日本人名事典 「十文字大元」の解説 十文字 大元ジュウモンジ ダイゲン 明治・大正期の実業家 金門製作所創立者。 生年明治1年(1868年) 没年大正13(1924)年12月21日 出生地陸奥国涌谷(宮城県) 経歴陸前遠田郡涌谷邑主十文字秀雄を父に生まれる。東京に出て、明治37年金門商会(のちの金門製作所)を創立し、日本で初めてガス・水道メーターを製造・販売を行う。また自彊術の開始者・中井房五郎により脊髄病を治療して以来、大正5年から自彊術の宣伝・普及に努め、多数の共鳴者を得た。また明治30年東京神田の錦輝館で、初めて活動写真が公開された際に、この説明を試み、映画の活弁の始まりと言われる。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「十文字大元」の解説 十文字大元 じゅうもんじ-だいげん 1868-1924 明治-大正時代の実業家。明治元年生まれ。十文字信介の弟。妻は十文字こと。明治37年金門商会(現金門製作所)を創立し,わが国ではじめてガス,水道メーターを製造・販売。また中井房五郎の自彊(じきょう)術の普及につとめ,映画の活弁もこころみた。大正13年12月21日死去。57歳。陸奥(むつ)涌谷(宮城県)出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by