精選版 日本国語大辞典 「十方暮」の意味・読み・例文・類語
じっぽう‐ぐれ ジッパウ‥【十方暮】
〘名〙
※蔗軒日録‐文明一八年(1486)二月九日「今日者世之所謂十方之初日也。舟人所レ忌之日也」
② 空がどんよりと曇っていて暗いこと。転じて、心が重く、暗くふさがること。
※咄本・鹿野武左衛門口伝はなし(1683)下「日しょくか十方ぐれかしかるべしと申ける」
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