十楽院跡(読み)じゆうらくいんあと

日本歴史地名大系 「十楽院跡」の解説

十楽院跡
じゆうらくいんあと

青蓮院の背後、やや南にあった寺。近江比叡山無動寺むどうじ谷の大乗だいじよう院、同飯室いむろ谷の妙香みようこう院と並ぶ青蓮院三院家の一。道玄法親王以下歴代青蓮院門主のうちで、十楽院ないし十楽院宮を名乗るものが少なくない(青蓮院御門跡略伝)。開創は平安末期で、「吉記」安元二年(一一七六)六月二〇日条に「十楽院新御堂上棟」、また「百錬抄」同年六月三〇日条に「仍為彼菩提、十楽院墓所立精舎、今日十棟」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む