十楽院跡(読み)じゆうらくいんあと

日本歴史地名大系 「十楽院跡」の解説

十楽院跡
じゆうらくいんあと

青蓮院の背後、やや南にあった寺。近江比叡山無動寺むどうじ谷の大乗だいじよう院、同飯室いむろ谷の妙香みようこう院と並ぶ青蓮院三院家の一。道玄法親王以下歴代青蓮院門主のうちで、十楽院ないし十楽院宮を名乗るものが少なくない(青蓮院御門跡略伝)。開創は平安末期で、「吉記」安元二年(一一七六)六月二〇日条に「十楽院新御堂上棟」、また「百錬抄」同年六月三〇日条に「仍為彼菩提、十楽院墓所立精舎、今日十棟」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む