千三(読み)せんみつ

精選版 日本国語大辞典 「千三」の意味・読み・例文・類語

せん‐みつ【千三】

〘名〙
① (千言うちに真実は三つしかないの意) うそ。いつわり。また、うそつき。ほらふき。まんぱち。
仮名草子・小さかづき(1672)五「せんみつとかやいへる空言し」
土地売買や貸し金の周旋をする職業。また、その人。せんみつや。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android