千吟(読み)せん ぎん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「千吟」の解説

千吟 せん-ぎん

?-? 織豊時代の女性。
千利休の娘。堺の茶人万代屋宗安(もずや-そうあん)の妻。豊臣秀吉から側室にもとめられ,父とともに拒否したことが天正(てんしょう)19年(1591)父の切腹遠因といわれる。しかし,秀吉との逸話のあった利休の娘は,石橋良叱(りょうしつ)の妻とも千紹二(しょうじ)の妻ともいわれ,不明な点がおおい。幼名は阿三。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む