権宮司(読み)ごんぐうじ

精選版 日本国語大辞典 「権宮司」の意味・読み・例文・類語

ごん‐ぐうじ【権宮司】

〘名〙 (「権」は副の意) 熱田神宮および出雲大社に置かれた神官職名の一つ。現在では、熱田神宮、出雲大社のほかに、神社本庁が指定する旧官国幣社などの大きい神社にも置くことができる。宮司を助けて、祭儀庶務に従事する。
※官国幣社職制(明治三五年)(1902)一条「官幣社及国幣社に左の神職を置く。宮司 一人 権宮司 一人 但し官幣大社熱田神宮及官幣大社出雲大社に限る」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android