千島洲巡視概記(読み)ちしましゆうじゆんしがいき

日本歴史地名大系 「千島洲巡視概記」の解説

千島洲巡視概記
ちしましゆうじゆんしがいき

一冊

別称 明治九年千島三郡取調書 長谷部辰連・時任為基ほか著

成立 明治九年

写本 北海道大学附属図書館

解説 明治八年の樺太・千島交換条約で日本領土となった北千島諸島の実地見分のため、翌年開拓使の官吏たちが汽船函館丸をもって巡航しつつ調査した千島列島の詳細な記述。各島について地形港湾動植物村落人口人種・言語・職業・風俗・家屋狩猟具・家畜その他住民からの聞書などを記す。

活字本 昭和六年刊「明治初年北海紀聞」、日本庶民生活史料集成第四巻

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む