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狩猟具 しゅりょうぐ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

狩猟具
しゅりょうぐ

狩猟に用いる道具。広義には漁労具をも含める。機能上からは次の3つに大別できる。 (1) 獲物の身体に打撃を加えて殺傷するもの 棍棒,投げ棒 (ブーメランなど) ,投石および投石器など。 (2) 獲物の体中に突刺して殺傷するもの ナイフ,弓矢吹き矢,銛,やす,釣針など。 (3) 獲物の身体を包囲またはからめて自由を奪うもの 各種の罠,くくり,投げ縄,ボーラ,網類など。また,扱い方によって,手持ち具,飛び道具,仕掛け具といった分類もできる。狩猟は自然採集とともに人類史の最も早い段階から存在したので,狩猟具の歴史は古い。原初的な狩猟具は明らかでないが,自然の礫や木の棒,動物の骨牙などが考えられる。遺物として明らかなものは後期旧石器時代からある。中石器時代の発明は狩猟を一段と発達させ,また,回転銛の発明は海獣狩り生活を可能にした。

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