千巻(読み)チマキ

関連語 きぬまき 名詞

精選版 日本国語大辞典 「千巻」の意味・読み・例文・類語

ち‐まき【千巻】

  1. 〘 名詞 〙 織機の部品の一つ。普通、織手のすぐ前にあり、反対位置にある榺(ちきり)と相まって経(たていと)を緊張し、また、織られた部分の織物をまきとるための木製の円い棒。絹巻(きぬまき)。〔物類称呼(1775)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の千巻の言及

【地機】より

…このため有機台傾斜機に分類される。経巻具は緒巻(おまき)または千切(ちぎり),布巻具は千巻(ちまき)とも呼ばれる。綜絖は依然として単綜絖で,中筒(なかづつ)の前方に置かれ,平織しか作ることはできない(一部ではもじり綜絖も用いられた)。…

※「千巻」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む