日本歴史地名大系 「千林村」の解説 千林村せんばやしむら 大阪府:大阪市旭区千林村[現在地名]旭区千林一―二丁目・清水(しみず)一丁目、城東区関目(せきめ)二丁目・同四丁目・同六丁目・古市(ふるいち)一―三丁目、鶴見区鶴見一丁目・鶴見五丁目今市(いまいち)村の南に接し、貝脇(かいわき)・上辻(かみのつじ)・馬場(ばば)三ヵ村錯雑地の南に、飛地として今市村地と錯雑する耕地があり、森小路(もりしようじ)村・南島(みなみしま)村北の淀川中洲にも当村地がある。村の西端で大坂方面からの京街道(東海道)と野崎(のざき)街道が交差する。仁徳天皇一一年に修築したという淀川の茨田(まんだ)堤の決壊地は、字一の絶間(いちのたいま)であると伝え、「摂津志」には当地は古く河内国茨田郡に属したとある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by