千葉重胤(読み)ちば しげたね

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「千葉重胤」の解説

千葉重胤(1) ちば-しげたね

1576-1633 織豊時代武将
天正(てんしょう)4年1月1日生まれ。千葉邦胤(くにたね)の子。下総(しもうさ)佐倉城(千葉県)城主。父が殺されたとき幼少のため,臼井城主原胤成(たねなり)が佐倉城の軍代となり,重胤は北条氏人質として小田原にうつされた。天正18年北条氏の滅亡とともに千葉氏本宗家も没落し,重胤の代で断絶した。寛永10年6月16日死去。58歳。通称は千葉介。

千葉重胤(2) ちば-しげたね

東重胤(とう-しげたね)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

関連語 東重胤

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android