日本歴史地名大系 「千鳥寺」の解説 千鳥寺せんちようじ 愛知県:豊田市石野・猿投・保見地区千鳥村千鳥寺[現在地名]豊田市千鳥町 梨ノ木山号は護持山。曹洞宗のなかでは市域最古の伝統をもつ実峯派の中心寺院。本尊は釈迦如来。社伝によると応永元年(一三九四)三宅氏の創建になり、宝永四年(一七〇七)焼失、翌年から再建され、正徳四年(一七一四)に本堂が再建された。寛正五年(一四六四)の雲版刻銘(当寺蔵)には「三河国賀茂郡足助庄阿摺村 古銘曰円山用泉寺常任」として願主性慶の名が記される。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by