日本歴史地名大系 「升岡新田村」の解説 升岡新田村ますおかしんでんむら 新潟県:西蒲原郡西川町升岡新田村[現在地名]西川町升岡新田もとの鎧(よろい)潟と田(た)潟の間に広がる潟湖の多い低湿地帯中の微高地に形成され、文政三年(一八二〇)に三潟(鎧潟・田潟・大潟)の悪水抜きのために開通した新(しん)川左岸に近接し、県道黒埼―西川線の南側に位置する。升潟(ますがた)村の枝村。元禄一一年(一六九八)の榊原式部大夫殿領分四万石拾ケ組絵図面(霜鳥家文書)では幕府領、元禄郷帳の村高二四六石八斗余。宝暦三年(一七五三)の訴訟文書(坂田家文書)に長岡藩預所の村として村名があり、享保九年(一七二四)に出雲崎(いずもざき)陣屋が同藩預所となるので、同代官所の支配だったとみられる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by