日本歴史地名大系 「半入石川家屋敷」の解説 半入石川家屋敷はんにゆういしかわけやしき 岩手県:水沢市上葉場村半入石川家屋敷[現在地名]水沢市佐倉河 満倉胆沢(いさわ)川に架かる半入橋南岸付近に位置する。石川氏は葛西家臣で葛西氏没落後帰農したと伝え、慶長―元和(一五九六―一六二四)の頃から現在の屋敷割を保持し、胆沢川から揚水する三(さん)堰を利用して開発を図り、胆沢川土木工事・藩金貸上・凶作救助の功により行賞を受け、良民の称を与えられている(上葉場村安永風土記)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by