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胆沢川 いさわがわ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

胆沢川
いさわがわ

岩手県南西部,奥羽山脈焼石岳連峰に源を発し,北上川に注ぐ川。全長 50.4km。奥州市と金ヶ崎町を流れる。この河川によってつくられた胆沢扇状地原野に,元和3 (1617) 年後藤寿庵胆沢川から引水して寿庵堰をつくり,灌漑事業を興した。上流部の奥州市若柳に石淵ダムがあり,ダム周辺は栗駒国定公園に属する。

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デジタル大辞泉の解説

いさわ‐がわ〔いさはがは〕【胆沢川】

岩手県南西部を流れる、北上川支流の一。秋田県境に近い焼石岳西麓に源を発し石淵ダムに注ぐ。長さ28キロ。中・下流域は水田地帯で、胆沢城など文化遺産も多い。

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世界大百科事典 第2版の解説

いさわがわ【胆沢川】

岩手県南部を流れる川。奥羽山脈の大森山(1150m)に源を発し,東流してみごとな胆沢扇状地をつくり,金ヶ崎町南端で北上川に注ぐ。幹川流路延長49km。扇状地面では1617年(元和3),後藤寿庵が胆沢川から引水して寿庵堰をつくり,灌漑事業をおこした。1953年上流部の胆沢町若柳に日本で最初のロックフィルダムである石淵ダム(総貯水量1615万m3)が完成し,洪水調節,発電,農業水利を兼ねた多目的ダムとしての機能を果たしている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

胆沢川
いさわがわ

岩手県南西部、奥羽山脈の焼石岳(やけいしだけ)北麓(ほくろく)に源を発し、奥州(おうしゅう)市北東部で北上川に注ぐ川。途中石淵(いしぶち)ダムに入り、尿前(しとまえ)川、永沢川、黒沢川をあわせる。延長27.9キロメートル。流域には前九年の役に安倍貞任(あべのさだとう)一族が胆沢川を盾に戦った遺跡が各所にある。1617年(元和3)には後藤寿庵(じゅあん)が胆沢川から引水して寿庵堰(ぜき)をつくり、胆沢扇状地の灌漑(かんがい)事業をおこした。1953年(昭和28)上流部の奥州市胆沢区若柳に石淵ダムが建設された。[川本忠平]

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