卓異(読み)たくい

精選版 日本国語大辞典 「卓異」の意味・読み・例文・類語

たく‐い【卓異】

  1. 〘 名詞 〙 他よりすぐれていて、異なること。傑出していて、異彩をはなつこと。また、その人。
    1. [初出の実例]「卓異(タクイ)の才、筆舌共にほしひままなる者」(出典信長記(1622)六)
    2. [その他の文献]〔漢書‐宣帝紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「卓異」の読み・字形・画数・意味

【卓異】たくい

すぐれる。〔後漢書、安帝紀〕(永初五年)賢良方正、り、し、能く直言極諫するの士、各一人、び至孝衆と卓異なるを擧げ、びに車に詣(いた)らしめよ。

字通「卓」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android