筆舌(読み)ひつぜつ

精選版 日本国語大辞典 「筆舌」の意味・読み・例文・類語

ひつ‐ぜつ【筆舌】

〘名〙 筆と舌。文章言語。〔運歩色葉(1548)〕
蘭東事始(1815)下「心に徹底せざることは筆舌に上せず」 〔柳宗元‐送徐従事北遊序〕

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デジタル大辞泉 「筆舌」の意味・読み・例文・類語

ひつ‐ぜつ【筆舌】

文章に書くことと、口で言うこと。文章と言葉
[類語]表現表出表白発現描出形象化体現具現表明表す言い表す書き表す名状する形容する

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普及版 字通 「筆舌」の読み・字形・画数・意味

【筆舌】ひつぜつ

文と言。唐・昭緯〔華州、して諸門生に寄す〕詩 (陸)・(陸)雲の筆舌、に臨んでに 沈(期(しんせんき))・宋(之問)の、詠を發すること

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