南 助松(読み)ミナミ スケマツ

20世紀日本人名事典 「南 助松」の解説

南 助松
ミナミ スケマツ

明治・大正期の労働運動家



生年
明治6年8月10日(1873年)

没年
昭和39(1964)年10月15日

出生地
石川県鹿嶋郡端村(現・七尾市)

経歴
日清戦争の時軍夫として台湾に渡り、のち北海道に行き弁護士の書生など仕事を転々とし、明治29年夕張炭坑の運搬夫となった。35年永岡鶴蔵とともに大日本労働至誠会結成し、39年足尾銅山に行き至誠会足尾支部を結成。40年鉱夫と職員との対立があり検挙されるが、判決無罪であった。出所後は書籍商などを営み、至誠会の再興をはかったが成功しなかった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「南 助松」の解説

南 助松 (みなみ すけまつ)

生年月日:1873年8月10日
明治時代;大正時代の労働運動家
1964年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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