南予護国神社(読み)なんよごこくじんじや

日本歴史地名大系 「南予護国神社」の解説

南予護国神社
なんよごこくじんじや

[現在地名]宇和島市丸之内三丁目

宇和島城跡の南麓にある。祭神は宇和島藩主のうち初代伊達秀宗ひでむね、五代村候むらとき、七代宗紀むねただ、八代宗城むねなりの四藩主。社地は旧城内の日吉ひえ神社跡である。明治四四年(一九一一)に神社創立が計画され、大正三年(一九一四)四月、藩祖秀宗の入国三百年祭を記念して社殿が造営され、鶴島つるしま神社と称した。宇和島城を一名鶴島城と称したことによる。昭和二〇年(一九四五)七月の空襲拝殿を残して全焼した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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