南和田村(読み)みなみわだむら

日本歴史地名大系 「南和田村」の解説

南和田村
みなみわだむら

[現在地名]松本市和田 南和田

元和三年(一六一七)高遠領に編入された際、南和田村三二〇石六斗四升二合となった。

旧村社の八幡社があり、祭神は応神天皇、祭日は九月一五日(東筑摩郡村誌)浄土宗の大悲山真光しんこう寺は、開創の年次未詳、天文二〇年(一五五一)僧光音が中興、寛保元年(一七四一)僧含説が再中興した。

南和田村
みなみわだむら

[現在地名]多古町南和田

南借当みなみかりあて村の北、南中みなみなか村の北東に位置する。元禄一三年(一七〇〇)頃の下総国各村級分に村名がみえ、高八〇石余。旗本松平領。幕末まで松平領。享保二年(一七一七)検地帳(南和田区有文書)では田反別七町一反余・分米七二石余、畑反別一町六反余・分米一石余、屋敷九畝余・分米九斗余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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