海の事典 「南大洋」の解説 南大洋 南極大陸を環状に取り巻く海、南極大陸から南緯40度ないしは亜熱帯前線までを言う。南極環海あるいは南極海・南氷洋とも呼ばれる。南大洋は南極前線に よって、それより南極大陸よりの南極圏と、北側の亜南極圏に分けられる。南氷洋・南極海という呼び名は、南極圏の部分を指すことが多い。南大洋はその中で 東西に地球を巡り得る唯一の大洋であり、太平洋・大西洋・インド洋を結び付けている海であることから、また冬季における高密度の深層水の生成域として海洋 学上重要である。 (永田) 出典 (財)日本水路協会 海洋情報研究センター海の事典について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「南大洋」の意味・わかりやすい解説 南大洋なんたいよう →南極海 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の南大洋の言及 【南極海】より …南大洋や南氷洋とも呼ばれ,南極大陸の周辺を取り巻く海洋。しかし国際水路局では大西洋,インド洋,太平洋を南へ延ばし,南極海の名称を与えていない。… ※「南大洋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by