南大草野村(読み)みなみおおくさのむら

日本歴史地名大系 「南大草野村」の解説

南大草野村
みなみおおくさのむら

[現在地名]塩田町大字大草野字南上みなみかみ南下みなみしも

現塩田町の西端、塩田川の南側にある。慶長絵図に「大草野」の名がみえる。

この地にも丹生たんじよう神社があり、大草野の丹生神社とよんでいる。社伝には和銅年間(七〇八―七一五)に大和国丹生神の分霊を安置したとある。治暦元年(一〇六五)時の地頭後藤章明が神殿を建立し村人信仰を勧めたといわれる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android