南川遺跡（読み）みなみかわいせき

日本歴史地名大系 「南川遺跡」の解説

南川遺跡
みなみかわいせき

[現在地名]瀬棚郡瀬棚町字南川

後志利別（しりべしとしべつ）川右岸の日本海岸に、標高一〇―一六メートルの三列の砂丘列があり、そのうち二列目の砂丘上にある縄文時代後期から近世に至る遺跡。最も海岸側の砂丘からは続縄文時代の恵山式土器・擦文土器・中世陶器が出土。古砂丘の可能性もある最も内陸の砂丘端、後志利別川に面する独立丘には瀬田内（せたない）チャシ跡がある。昭和三六年（一九六一）・同五〇年、そして同五四年から四ヵ年の三次にわたって発掘調査が実施された。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

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