精選版 日本国語大辞典 「南曹の弁」の意味・読み・例文・類語 なんそう【南曹】 の 弁(べん) 勧学院政所の職員の一つである弁の別当の中世以後の異称。原則として藤原氏出身の、参議以外の弁官の首位の者を任じる。定員一名。勧学院学生を監督し、また藤原氏の氏寺と氏社の事務を管轄した。別当の弁。[初出の実例]「先南曹辨(ナンサウノベン)嗣房参て諸事を奉行す」(出典:太平記(14C後)三九) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例