南東インド洋海膨(読み)なんとうインドようかいぼう(その他表記)Southeast Indian Rise

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「南東インド洋海膨」の意味・わかりやすい解説

南東インド洋海膨
なんとうインドようかいぼう
Southeast Indian Rise

インド洋海底地形の特徴である逆Y字形の一連インド洋中央海嶺系のうち,南緯 23°,東経 70°付近より南東へ延びる海膨大西洋からインド洋を経て太平洋に連なる中央海嶺系の一部をなす。南極を中心とするプレートとオーストラリアプレートの境をなす。主軸水深 3000m以浅の高度をもち,周囲の海洋底へは比較的ゆるやかに高度を減じる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android