南柳町(読み)みなみやなぎちよう

日本歴史地名大系 「南柳町」の解説

南柳町
みなみやなぎちよう

[現在地名]弘前市南柳町

城の東側に位置し、みどり町から徳田とくだ町に至る道筋町並。北は北柳きたやなぎ町、南は山下やました町に接する。

「津軽史」によれば、宝永(一七〇四―一一)の三の郭住宅移転に際し、同四年頃に成立したという。寛文一三年(一六七三)弘前中惣屋敷絵図(市立弘前図書館蔵)によれば、町の付近に屋敷割が行われているが、道筋が現町域と相違し、延宝五年(一六七七)弘前惣御絵図(同館蔵)では、田地となっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android