南極エイトケン盆地(読み)ナンキョクエイトケンボンチ

デジタル大辞泉 「南極エイトケン盆地」の意味・読み・例文・類語

なんきょくエイトケン‐ぼんち【南極エイトケン盆地】

の裏側の南極付近にあるクレーター。直径約2500キロメートルで、月面最大、かつ知られている限り太陽系最大級のクレーターとされる。大規模な天体衝突によって形成され、斜方輝石橄欖石かんらんせきをはじめとする深部マントル物質が地表付近に放出されて堆積。また、盆地内の南極点に近いクレーターには、底部永久影の箇所があり、水が氷として存在すると考えられている。中国の月探査機、嫦娥じょうが4号嫦娥6号が着陸して探査を行った。名称は米国の天文学者R=G=エイトケンにちなむ。エイトケン盆地サウスポールエイトケン盆地

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