南毛綿町(読み)みなみもめんまち

日本歴史地名大系 「南毛綿町」の解説

南毛綿町
みなみもめんまち

[現在地名]南区八幡はちまん

周防すおう町の南にあり、東西の八幡筋の両側町。東端御堂みどう筋より半町ほど東、西は炭屋すみや町との境まで。町名は明暦元年(一六五五)には南毛綿町となっていた(南区志)。正規には南毛綿町だが、南木綿町と書いた例も多い。これ以前は単に毛綿町といった(初発言上候帳面写)。毛綿町は元和六年(一六二〇)三津寺みつてら村の農地が市街地化したときに生れた町で、面積は一町一反余・分米一四石余(「三津寺畠やしきニ成申候帳」御津宮文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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