南泉斬猫(読み)なんせんざんみょう

精選版 日本国語大辞典 「南泉斬猫」の意味・読み・例文・類語

なんせん‐ざんみょう‥ザンメウ【南泉斬猫】

  1. 〘 名詞 〙 禅宗公案一つ中国の唐時代の禅僧南泉普願に関する話。ある時、東堂西堂の両堂で猫の仏性有無を争ったところ、南泉はその猫をとらえ、どのように会得したかを説くことができるなら斬らないが、できなければ斬るといって返答を求めたが、返答がなかったのでその猫を斬ったという故事
    1. [初出の実例]「猫のいはれやう、近頃神妙也。なんせんざんみゃうの心を思へば、きるるともいかで、かへん」(出典:御伽草子・猫の草紙(江戸初))

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