南波佐間村(読み)なばさまむら

日本歴史地名大系 「南波佐間村」の解説

南波佐間村
なばさまむら

[現在地名]四街道市南波佐間

中台なかだい村の西に位置。西は上野うえの村・和田わだ村で、当村・上野村和田村三村南上和なんじようわと総称された。集落は北側の鹿島かしま川谷支谷から東西に枝分れした谷に囲まれた台地上にある。南波左間村とも記す。寛永二年(一六二五)知行宛行状印旛いんば郡のうちとして「南波□村」とみえ、当地の二三石余が旗本服部領となっている。元禄郷帳では高一〇二石余。寛延二年(一七四九)の佐倉藩領村高覚でも同高で、新田改出高一石余、夫役永三〇六文余、萱銭金一分・永一八五文、野銭鐚八九三文。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android