南洲宏海(読み)なんしゅう こうかい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「南洲宏海」の解説

南洲宏海 なんしゅう-こうかい

?-1303 鎌倉時代の僧。
臨済(りんざい)宗。出家したのち宋(そう)(中国)にわたる。帰国後,鎌倉建長寺の兀庵普寧(ごったん-ふねい)に師事し,その法をつぐ。弘安(こうあん)4年鎌倉浄智寺の開山(かいさん)にまねかれたが師の普寧を推し,自分は準開山となった。嘉元(かげん)元年死去。諡号(しごう)は真応禅師。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android