南畳屋町(読み)みなみたたみやまち

日本歴史地名大系 「南畳屋町」の解説

南畳屋町
みなみたたみやまち

[現在地名]南区畳屋たたみや

岩田いわた町の南にある。丼池どぶいけ筋に面した両側町で、北は周防町すおうまち筋より半町北、南は八幡はちまん筋まで。町名は明暦元年(一六五五)から確認されるが(南区志)、初発言上候帳面写によると古くは頭に道頓堀がついたようである。水帳(大阪商業大学蔵)の延宝七年(一六七九)の奥書写によると、もとは八幡筋とその南の三津寺みつてら筋間も当町の一部であったが、この年に一九軒が道頓堀布袋どうとんぼりほてい町に分割され、町域が狭くなった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android