南里ヶ里(読み)なんりがり

日本歴史地名大系 「南里ヶ里」の解説

南里ヶ里
なんりがり

[現在地名]三根町大字寄人よりゆうと字南里ヶ里

寄人村・続命院ぞくみよういん村の西にあり、低平地で堀が多い。宝暦二年(一七五二)写の郷村帳に「南里ケ里」とみえる。高付けの村ではなく、高は神埼郡下郷の箱川はこがわ村か藤木ふじのき村の内であろう。佐賀藩の配分地で白石鍋島家の私領があった。村名は条里制で遺称で、多くの坪名遺称がある。明治二年(一八六九)神埼郡下板しもいた村に属し、同一一年箱川村、同二二年三田川村の内となったが、昭和三六年(一九六一)三根村(現三根町)編入

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む