日本歴史地名大系 「南里ヶ里」の解説 南里ヶ里なんりがり 佐賀県:三養基郡三根町南里ヶ里[現在地名]三根町大字寄人(よりゆうと)字南里ヶ里寄人村・続命院(ぞくみよういん)村の西にあり、低平地で堀が多い。宝暦二年(一七五二)写の郷村帳に「南里ケ里」とみえる。高付けの村ではなく、高は神埼郡下郷の箱川(はこがわ)村か藤木(ふじのき)村の内であろう。佐賀藩の配分地で白石鍋島家の私領があった。村名は条里制で遺称で、多くの坪名遺称がある。明治二年(一八六九)神埼郡下板(しもいた)村に属し、同一一年箱川村、同二二年三田川村の内となったが、昭和三六年(一九六一)三根村(現三根町)に編入。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by