日本歴史地名大系 「南金杉村」の解説 南金杉村みなみかなすぎむら 千葉県:船橋市南金杉村[現在地名]船橋市金杉一―九丁目・金杉台(かなすぎだい)一―二丁目・金杉町・南三咲(みなみみさき)二丁目・夏見台(なつみだい)四丁目・同六丁目丸山(まるやま)新田の南に位置し、海老(えび)川が流れる。東は下野(しもの)牧が広がり、集落は北に谷のある台地の北側緩斜面を中心に発達した。立場(たてば)遺跡からは弥生時代後期の住居跡が検出されている。かつては金曾木(かなそぎ)と称していたとされ、元禄郷帳に古くは金杉村とあり、同じ葛飾(かつしか)郡内の金杉村(現野田市)と区別するため南を冠したのであろう。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by