南門(読み)なんもん

精選版 日本国語大辞典 「南門」の意味・読み・例文・類語

なん‐もん【南門】

  1. [ 1 ] 南にある出入の門。南方の門。
    1. [初出の実例]「第二開門鼓撃訖。即開大門。〈謂。朝堂南門也〉」(出典令義解(833)宮衛)
  2. [ 2 ] 江戸品川の遊里をいう。
    1. [初出の実例]「一体南門(ナンモン)は暑い時分、涼むにアいい場所だ」(出典:洒落本・大通契語(1800))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出 項目

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android