は,2次および 3次の単位行列である。任意の n 次の行列 A に対して,n 次の単位行列を E とすれば AE=EA=A なる関係が成り立つ。行列は,線形写像を表現するものと考えれば,恒等写像に対応する。
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…例えば,
(m,n)行列Aと(n,k)行列Bとの積ABは(m,k)行列になる。n次正方行列についてのこの乗法において,群の乗法のときの単位元と同様の性質をもつのは各(i,i)成分が1で,他の成分がすべて0のもので,これをn次の単位行列という。
(3)行列のスカラー倍 行列に対して,数や関数をスカラーという。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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