卯の花鮨(読み)ウノハナズシ

デジタル大辞泉 「卯の花鮨」の意味・読み・例文・類語

うのはな‐ずし【×卯の花×鮨】

おからに砂糖・塩などを加えて煎り、酢を加えたものを握り、イワシコハダなどの鮨種をのせた料理。からすし。おからずし。

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精選版 日本国語大辞典 「卯の花鮨」の意味・読み・例文・類語

うのはな‐ずし【卯花鮨】

  1. 〘 名詞 〙 豆腐のからを煎って味付けしたものを、握り鮨のように握り、酢〆にした鰯(いわし)小鰺(こあじ)小鰭(こはだ)などを鮨種のようにのせた食べ物。また、卯花膾(なます)のようなものをもいったか。
    1. [初出の実例]「午飯、卯の花鮓。豆腐滓に魚肉をすりまぜたるなりとぞ」(出典:病牀六尺(1902)〈正岡子規〉八〇)

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「卯の花鮨」の解説

うのはなずし【卯の花鮨】

調味したおからをすし飯の代わりに用いてすしのように作った料理。握りずしのように作るもの、押しずしのように作るものなどがある。

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