日本歴史地名大系 「印南浦」の解説
印南浦
いなみうら
印南川の河口部に広がる漁村。西は
慶長検地高目録には「印南村」とみえ、高七四四石余。延宝六年(一六七八)の「日高鑑」は「印南浦」と記し、田畑六五町一反余、家数四七二、うち地方分一二〇(本役二七、半役四三、無役三七、桶屋四、庄屋・年寄各三など)・浦方三五二(本役七八、半役一四五、無役一一四、かじ三、木引一、庄屋・年寄各三など)、人数一千九一七(うち地方五六〇・浦方一千三五七)、牛四一、馬二〇、舟数一〇三(廻船一二・漁舟四二・いさば二四・網取小舟二五)、網数四三(四艘張七・小あぐり一・江戸網三五)、狼烟場は
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報