日本歴史地名大系 「印賀原村」の解説 印賀原村いんがはらむら 鳥取県：日野郡日野町印賀原村[現在地名]日野町福長（ふくなが）北流する日野川に南西流する印賀川が合流する地点に位置し、村域は同河口両岸の沖積河岸にまたがる。日野川の対岸は荒神原（こうじんばら）村。村内を日野往来が通る。享保元年（一七一六）の郷村高辻帳は「インガバラ」と訓ずる。正保国絵図に印賀村とあり、元禄一四年（一七〇一）に当村の枝村とみられる日野川下流隣村の漆原（うるしばら）村・久谷（くたに）村（のち吉延村と改称）を合併（藩史）。元禄郷帳では両村を合せて印賀原村と記され高一二三石余。本免六ツ六分。正徳元年（一七一一）の郷村高辻帳に「古ハ漆原久谷」と注されるが、領内限りにおいては当村を含む三ヵ村はそれぞれ一村扱いとされていたらしい。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
