印銀(読み)いんぎん

改訂新版 世界大百科事典 「印銀」の意味・わかりやすい解説

印銀 (いんぎん)

佐渡一国内での通用を目的として1619年(元和5)につくられた銀貨。佐渡は銀の大生産地であったから,通用銀をつくらないと上銀の抜荷(ぬけに)をおさえることができなかった。上銀6分に銅鉛4分の比率で混入したもので極所(きめしよ)で徳・通・定・印の判が打たれた。相場は市中で1両に62匁ほど。最初つくられたのは800貫,慶安の吹替えで1926貫に達したが,1761年(宝暦11)に廃止され文銀が通用した。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

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