厚狭寝太郎(読み)あさの ねたろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「厚狭寝太郎」の解説

厚狭寝太郎 あさの-ねたろう

山口県につたわる民話主人公
室町時代ころ厚狭郡庄屋息子。ねてばかりいることから寝太郎といわれた。3年ほどねてくらしたのち,千石船にいっぱいの草鞋(わらじ)を佐渡金山で古草鞋と交換。古草鞋についていた砂金元手荒れ地に水をひいて田にかえ,農民にわけあたえたという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む