原五社神社(読み)はらごしやじんじや

日本歴史地名大系 「原五社神社」の解説

原五社神社
はらごしやじんじや

[現在地名]鹿児島市黒神町

旧村社。腹五社神社とも書き、古くは五社大明神といわれた。祭神は月読命・彦火火出見命・素盞嗚命・茅不合命など。「三国名勝図会」には月夜見尊・木花開耶姫豊玉姫火闌降命のほか一神不詳とある。寛永二年(一六二五)島津家久の命で社殿浜辺に移したが、寛政一〇年(一七九八)旧社地に遷宮したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android