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原型炉 げんけいろprototype reactor

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

原型炉
げんけいろ
prototype reactor

新型の原子炉を開発する途中の段階で,その炉型で最終目的が達成できるかどうか,たとえば発電用であれば実際に発電ができるかどうかを確認するために建設する原子炉のこと。その型の炉建設のためのデータを得る実験炉に次ぐもので,原型炉の段階では性能や安全性の確認がおもに行なわれ,経済性は重視されていない。経済性を確認するためにつくる炉は実証炉呼ばれるが,工学的には原型炉と大きな違いはない。出力は実用炉よりも小さい 10万~20万 kW程度に抑えられる。

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デジタル大辞泉の解説

げんけい‐ろ【原型炉】

原子炉の開発において、発電用施設としての性能を確認したり、大型化することが技術的に可能かどうか評価したりするために、実験炉の次に建設・運転される原子炉。原型炉で得られた成果をもとに実証炉が建設される。→もんじゅ

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世界大百科事典内の原型炉の言及

【原子炉】より

…一般工業分野でいうパイロットプラントに相当する。原型炉ある型の原子炉の原型になる原子炉。あるいは一連の同一炉型の原子炉のうち最初に作られたもの。…

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