原油の需給

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原油の需給

11月の石油輸出国機構(OPEC)月報によると、今年10月時点での世界全体の原油供給量は日量9632万バレルに上り、世界的な供給過剰状態が続いている。OPEC加盟国の生産量は過去最高水準にあり、非加盟国のロシアもソ連崩壊後の最高レベルに達している。旺盛な供給に需要が追い付かずに原油価格低迷を招いていた。一方、米国の新型原油シェールオイルは採掘コストが高いとされ、原油安による採算割れで、これまで生産量が抑えられていた。(共同)

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