原裁判(読み)ゲンサイバン

デジタル大辞泉 「原裁判」の意味・読み・例文・類語

げん‐さいばん【原裁判】

原審げんしん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「原裁判」の意味・読み・例文・類語

げん‐さいばん【原裁判】

  1. 〘 名詞 〙 ある訴訟事件について、上訴対象である前審の裁判控訴審では第一審、上告審では控訴審の裁判をいう。原判決原審
    1. [初出の実例]「長崎丸山の娼婦等の同盟して提起したる廃業届連署請求の訴は初審に於て敗訴となりしも、控訴に於て首尾よく原裁判破棄となりて」(出典:東京日日新聞‐明治二六年(1893)六月六日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android