原質(読み)ゲンシツ

精選版 日本国語大辞典 「原質」の意味・読み・例文・類語

げん‐しつ【原質・元質】

  1. 〘 名詞 〙
  2. もとの性質。
    1. [初出の実例]「再びその意見の原質をして、善き形のものに結合し、更に新味を以てその中に含ましめたり」(出典:自由之理(1872)〈中村正直訳〉二)
  3. 自然万物の根本となる物質。物を構成する根本となるもの。また、原子のこと。
    1. [初出の実例]「是天は万物の本体元質にてなきこと明也」(出典:乾坤弁説(1656)元)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む