厳明(読み)ゲンメイ

デジタル大辞泉 「厳明」の意味・読み・例文・類語

げん‐めい【厳明】

[名・形動]厳正で公明なこと。また、そのさま。
賞罰―なるが故に」〈染崎延房・近世紀聞〉

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精選版 日本国語大辞典 「厳明」の意味・読み・例文・類語

げん‐めい【厳明】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) きびしくあきらかなこと。厳格ではっきりしていること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「是以東里遺猛烈之言西門尽厳明之事」(出典経国集(827)二〇・刀利宣令対策文・策問)
    2. 「且君臣の分厳明にして乱る可らざるものは」(出典:新聞雑誌‐四〇号附録・明治五年(1872)四月)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐袁安伝〕

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普及版 字通 「厳明」の読み・字形・画数・意味

【厳明】げんめい

厳格公明。

字通「厳」の項目を見る

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