厳浄(読み)ゴンジョウ

デジタル大辞泉 「厳浄」の意味・読み・例文・類語

ごん‐じょう〔‐ジヤウ〕【厳浄】

[名・形動ナリ]
おごそかで汚れのないこと。また、そのさま。
「―なる楼閣」〈三国伝記
戒律などを正しく守ること。
「戒律を―すべしや」〈正法眼蔵弁道話

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「厳浄」の意味・読み・例文・類語

ごん‐じょう‥ジャウ【厳浄】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) おごそかで汚れのない状態にすること。また、荘厳で清浄なさま。
    1. [初出の実例]「この坐禅をもはらせん人、かならず戒律を厳浄すべしや」(出典:正法眼蔵(1231‐53)弁道話)
    2. 「或は厳浄なる楼閣もあり」(出典:三国伝記(1407‐46頃か)七)
    3. [その他の文献]〔法華経‐序品〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む