又野村(読み)またのむら

日本歴史地名大系 「又野村」の解説

又野村
またのむら

[現在地名]津久井町又野

村の東に位置し、南は中野なかの村に接し、元和二年(一六一六)この村より分村する(正保二年「津久井領郷村水帳請取帳写」小川文書)。北に相模川が流れ、河岸段丘上の村である。近世は初め幕府直轄領、寛文四年(一六六四)久世(のち下総関宿藩)領、貞享元年(一六八四)幕府直轄領に復し、文政一一年(一八二八)小田原藩領。寛文四年検地帳(高城文書)に「相州愛甲郡又野村御縄打水帳」とあり、屋敷数五〇。元禄年間津久井領諸色覚書(県史六)によれば田五反余、畑四四町二反余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む