友重村(読み)ともしげむら

日本歴史地名大系 「友重村」の解説

友重村
ともしげむら

[現在地名]久美浜町字友重

川上谷かわかみだに川の中流部、西側山麓に集落をつくる。北は坂井さかい村と複雑な境界で接し、南は品田ほんで村に接する。

丹後国田数帳に「友重保 十町五段九十三歩 氏家遠江」とみえる。中世末の丹後国御檀家帳には「ともしげ 家八拾軒斗、一宮殿御一家一城の主也、氏家殿是も一城の主也」と記され、くろさき与三左衛門ほか二名の名がみえる。近世に入って慶長検地郷村帳に高五一〇・五五石「友重村」とみえるが、延宝九年(一六八一)の延高で五六五石余となった(天和元年宮津領村高帳)


友重村
ともしげむら

[現在地名]川西町友重

伊勢平治いせへいじ村の東、長徳ちようとく寺観音堂の南に位置する。天和三年郷帳では高二六石三斗余。元禄五年(一六九二)村明細帳(中魚沼郡誌)では家数一・人数五。宝暦五年(一七五五)の村明細帳(小千谷市立図書館蔵)では家数三、男一一・女六。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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